台湾-珊瑚潭の絶景の裏に
私が台湾に行くようになって、絶対行ってみたい、また行ったら必ず紹介したいと思っていたのが、珊瑚潭(烏山頭水庫)です。
今回、台湾滞在中に、たまたま週末に時間が取れたので、行ってきました。
台北駅から台湾新幹線に乗って高鉄嘉儀駅へ。そこから無料の連絡バスで台鉄嘉儀駅に行き、在来線に乗って30分、珊瑚潭の最寄りの駅である隆田駅に到着。
駅前で客待ちしているタクシーと交渉して、700元(2,200円程度)で珊瑚潭一周観光をお願いしました。
そのほか、公園への入場料が一人200元、車の入場料が1台あたり50元かかります。
最初に目の当たりにすると、その規模のせいか、セミ・ハイドロリックフィル工法という、粘土を芯にして土で覆われた堰堤のせいか、人工の建造物という感じがしません。
しかし、堰堤の端に作られた洪水吐(余水吐)の規模を見れば、これがいかに大きいダムかということが実感されます。
しかもこれが建築されたのは、1930年。アメリカのフーバーダムが完成するまでは、世界最大規模のダムであったそうです。
また、このダムを造った責任者、八田與一技師は、日本人です。
というか、この当時の台湾は、日本の統治下にあったので、日本人の技師が活躍したのですが、この八田さんは、日本人も台湾人も分け隔てなく接し、水に不自由していた嘉南地域を台湾最大の穀倉地帯に変えるということのみに心血を注いだ方。
今も、八田さんと、八田さんを追うようにこの放水路で亡くなった外代樹夫人を偲んで、地元の人が慰霊祭を開催され、八田さんの銅像も珊瑚潭を見渡せる場所に設置されています。
また、八田さんの業績は、台湾の中学生の歴史教科書にも載っているそうです。
是非、多くの人に珊瑚潭と八田與一のことを多くの方にしてもらいたいと思います。
なお、八田さんは石川県出身ですが、日本で八田さんの伝記を最初にまとめたのは愛媛県の方。
何か縁を感じます。
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